ポロシャツは、オフィスカジュアルからスポーツシーンまで幅広く活躍するアイテムとして定着しています。襟付きのデザインが醸し出す清潔感と、Tシャツのようなカジュアルさを併せ持ち、季節を問わず着回せるのが魅力です。しかし、その魅力を最大限に引き出すためには「サイズ感」が非常に重要なポイントになります。大きすぎたり、逆にピッタリすぎたりすると、せっかくのポロシャツの良さを損なうばかりか、着心地や見た目の印象にも影響を及ぼします。本記事では、ポロシャツの適切なサイズ感について詳しく解説していきます。
ポロシャツのサイズ選びのポイントは?
ポロシャツは、カジュアルからビジネスシーンまで対応できる汎用性の高さが魅力的なアイテムです。しかし、その魅力を最大限に活かすためには、適切なサイズ選びが欠かせません。サイズ感が合わないポロシャツは、せっかくの清潔感やスタイリッシュさを損ない、着心地の悪さをもたらすこともあります。ここでは、ポロシャツを選ぶ際に重視したいポイントをまとめてご紹介します。
肩幅は立体感と動きやすさのバランスを重視
ポロシャツは袖付け部分が肩のラインに合っているかどうかで、シルエットの美しさと動きやすさが大きく変わります。肩幅が合っていないと、見た目にもだらしなく映るだけでなく、腕を上げ下げする際に突っ張りを感じる原因となります。理想は、肩の縫い目がちょうど自分の肩の終わり部分に乗るようなフィット感です。
胸囲・身幅は適度なゆとりでシルエットを整える
ポロシャツはTシャツほどルーズに着るイメージではなく、ある程度スリムなシルエットが好まれる傾向にあります。とはいえ、胸回りやウエスト回りがきつすぎると、全体的に窮屈に見えるだけでなく、動きづらさや生地の伸び・劣化の原因にもつながります。ほどよくフィットしつつも、ハリが残る程度の余裕をもったサイズを選ぶとよいでしょう。
袖丈は程よい長さでバランスを取る
ポロシャツの袖丈は、二の腕の真ん中あたりから肘上あたりが一般的です。袖先があまり短いとスポーティーすぎる印象になり、逆に長すぎると全体的に野暮ったく見える原因に。試着の際は腕を軽く曲げたときのフィット感や、袖口がきつくないかをチェックしましょう。リブが付いているタイプは、適度に腕にフィットするかどうかで着心地が左右されます。
素材と伸縮性の考慮
ポロシャツには「鹿の子(かのこ)」と呼ばれる通気性の高い編み地が採用されることが多いですが、近年ではストレッチ性のある素材や、汗をかいてもベタつきにくい吸汗速乾素材も登場しています。同じサイズ表記でも、生地に伸縮性があるかどうかで着用感が変わるため、素材の特性を意識して選ぶとベストです。
ポロシャツのサイズの測り方は?
ネットやカタログでポロシャツを購入する際、試着ができないぶん自分の体のサイズを正確に把握しておくことが重要になります。ここでは、失敗を避けるために押さえておきたい基本的な測り方をご紹介します。
肩幅の測り方
背中側から肩先の縫い目までを測定
自分で正確に測るのは難しいため、家族や友人に手伝ってもらいましょう。肩先から首の付け根まで、どのくらいの距離があるかを測ることで、市販のサイズ表との比較がしやすくなります。
着丈や胸囲とのバランス
肩幅だけが大きくても、着丈が短すぎるor長すぎると不格好になりやすいので、複数の数値を総合的に判断することが大切です。
胸囲・身幅の測り方
胸の最も厚い部分(バストトップ)を水平に測定
ウエスト部分とのメリハリが出やすい方は、胸囲だけでなくウエスト回りも一緒に測っておくと失敗が少なくなります。特に男性の場合でも腹囲が胸囲より大きい方は注意が必要です。
普段愛用しているポロシャツやシャツを採寸する方法
自分の体を測るのが難しい場合は、手持ちの中で一番着心地の良いトップスを平置きして測り、その寸法を参考にするとよいでしょう。
着丈の測り方
後ろ襟の付け根から裾までを測る
ポロシャツの場合は、襟リブの付け根部分(背中側)から裾までを真っすぐ測ります。自分が好む着丈(腰骨あたり、ヒップにかかるあたりなど)を把握しておくと、購入時に迷いが減ります。
裾のカットやスリットの有無に注意
裾にスリットが入っているモデルや、前後の長さが違うものもあるため、サイズ表の数値だけで判断せず、商品画像や詳細説明を確認するのがおすすめです。
袖丈・袖口の測り方
肩先の縫い目から袖口までの長さを測る
二の腕まわりや袖口のフィット感は、着用時のイメージを大きく左右します。腕を曲げやすいか、袖が上がりすぎないかも考慮に入れると、失敗を防ぎやすいです。
袖口のリブ幅にも注目
ポロシャツ特有の袖口リブは、太め・細めなどメーカーごとに異なります。キツく感じる場合は、ワンサイズ大きいものを検討したり、伸縮性に優れたリブを採用しているモデルを選んだりすると良いでしょう。
こうしたポイントを押さえてサイズ選びを行うことで、自分の体型や使用シーンに合ったポロシャツを手に入れることができます。動きやすさと清潔感、両方を叶えるベストな一着を見つけて、快適に着こなしましょう。
【男女別】最適なサイズ感のポロシャツを選ぶコツは?
ポロシャツはビジネスシーンからカジュアル、スポーツまで幅広い場面で活躍する万能アイテムです。その一方で、男女それぞれの体型やスタイルの違いに配慮しなければ、せっかくのポロシャツの良さを活かせない場合があります。近年は「ユニセックス」のアイテムも増えていますが、男性向けと女性向けのパターン設計はやはり異なるのが一般的。ここでは、男性と女性それぞれで押さえておきたいサイズ感のポイントを詳しくご紹介します。
【男性】最適なサイズ感のポロシャツの選び方
男性がポロシャツを選ぶ際に特に重要なのは、肩幅、胸囲(身幅)、そして着丈の3点です。これらの要素に加えて、ウエスト周りや袖丈にも配慮することで、快適さと洗練されたスタイルを両立させることができます。
肩幅:肩のラインにぴったり合うか
肩幅は上半身のシルエットを左右する重要な部分であり、肩のラインにぴったり合っているかがサイズ選びの初めのチェックポイントになります。肩が落ちすぎたり詰まりすぎたりしていると、全体のバランスを崩すだけでなく、動きづらさを感じることもあります。試着の際は、肩の縫い目が肩先の位置に自然におさまるかどうかを確認すると失敗が少ないです。
胸囲(身幅):厚みや腹囲にも配慮
胸囲や身幅は、体の厚みや腹回りと密接に関係します。タイトすぎると動きにくく窮屈な印象になりがちですし、大きすぎると野暮ったいイメージになるため、ポロシャツ特有のきちんとした雰囲気が損なわれてしまいます。ご自身の胸囲や腹回りを把握したうえで、少し余裕がある程度のフィット感を目安にすると快適に着こなせます。
着丈:ベルトラインを目安に
ポロシャツの着丈は、腰回りやヒップラインを隠しすぎないことが大切で、ベルトラインにかかるくらいが一般的な目安になります。短すぎるとインナーが見えやすくなり、長すぎるとだらしない印象を与えやすいです。試着するときは、自然な姿勢で立った状態や、軽く腕を上げたときの裾の位置も合わせて確認し、ちょうど良い長さを見極めるようにしましょう。
袖丈・袖口:腕の太さと長さに合わせる
袖丈と袖口は、腕の見え方を大きく左右するポイントです。袖丈が短すぎると腕が強調されすぎてスポーティーになりすぎる場合があり、逆に長すぎると野暮ったい印象を与えてしまいます。袖口のフィット感も重要であり、腕を締め付けすぎず、かつダボつかないサイズ感を選ぶことで、スマートに見せることができます。
全体のシルエット:Tシャツとの違いを意識
ポロシャツはTシャツと違い襟がある分、きちんとした印象を与えながらもカジュアルな着こなしが可能です。Tシャツよりやや細身で丈感を意識すると、ポロシャツならではの上品さを引き立てやすくなります。全体のシルエットを整えつつ、体のラインをきれいに見せることを重視すると、オン・オフを問わず活躍する一着を手に入れられます。
【女性】最適なサイズ感のポロシャツの選び方
女性がポロシャツを選ぶ際には、単に男性用サイズを小さくしただけのものでは、身体にうまくフィットしないことが少なくありません。バスト、ウエスト、肩幅のバランスを考慮し、女性らしいシルエットを美しく見せることが大切です。
バスト周り:胸元の張りと余裕を見極める
ポロシャツのサイズ感を考えるうえで重要なのが、バスト周りのフィット感です。胸元がきつく感じるほどピタピタだと窮屈に見えますし、逆にゆとりがありすぎるとだらしない印象になりやすいです。胸元に程よい張り感がありつつも、動いても突っ張りを感じない程度の余裕があるかどうかを基準に選ぶと、全体のバランスも整えやすくなります。
ウエストライン:ほどよいシェイプをキープ
女性らしいシルエットを保つためには、ウエストラインを意識したポロシャツを選ぶことが効果的です。ウエスト部分が絞られたデザインや、少しだけシェイプされた形状のものを選ぶと、ボディラインが美しく見えやすくなります。ウエストのきつさや緩さをチェックしながら、自然な女性らしさを演出できるサイズ感を目指すと素敵に着こなせます。
肩幅と襟周り:大きく見えすぎないかを確認
ポロシャツは襟がついているぶん、Tシャツよりも上半身が大きく見えやすい傾向があります。特に肩幅が合っていないと、シャツのシルエットが崩れてだらしなく見えやすいです。襟周りが大きすぎると首元が開きすぎてバランスを損ねる場合もあるので、肩先や襟周りが過度に浮かず、肩のラインに自然にフィットしているかを試着時によく確認すると失敗が減ります。
着丈:ヒップラインやコーデのバランスに合わせる
ポロシャツの着丈は、ヒップラインとの兼ね合いや全体のコーディネートを考えるうえで重要なポイントです。長すぎると腰回りがもたついて重たく見えやすく、短すぎるとウエストが強調されてしまい、バランスが崩れることがあります。ボトムスとの相性を考慮しながら、ヒップをさりげなくカバーできる程度の丈を目安にすると、スタイルよく見えるだけでなく、幅広い着こなしを楽しめます。
袖丈・袖口:上半身とのメリハリを意識
上半身をすっきり見せたいときには、袖丈と袖口のサイズ感が大きく影響します。袖丈が極端に短いとスポーティーになりすぎる場合があり、長すぎると野暮ったく見えやすいです。二の腕や肩周りとのバランスをとりながら、程よい長さを選ぶことで、上半身とのメリハリが生まれます。袖口がきついと締め付け感が気になりますし、逆に緩すぎるとだらしない印象になるので、程よいフィット感を意識することが大切です。
イワキユニフォームでおすすめ人気のポロシャツ5選!
半袖ポロシャツ(ユニセックス)(SS-3L)[667/バートル]

【半袖ポロシャツ ユニセックス SS-3L 667 バートル 】
肌触りのよい鹿の子ポロが吸汗速乾性でさらに着心地アップ!機能的ポケットで仕事着フル対応。注目の杢カラーなど色バリエも豊富!Xラインデザインによるシャープなシルエット。汗のベタつきを抑える吸汗速乾加工。不快な汗のニオイを抑える消臭テープ付き。胸ポケット(ボタン止め)と袖マルチポケット付き。SS・Sサイズにユニセックス対応シルエットを採用。
半袖ポロシャツ(ユニセックス)(SS-3L)[667/バートル]
長袖シャツ(ユニセックス)[バートル/235]

あらゆる方向への快適な伸縮を可能にする4WAYストレッチトリコット素材を採用し、接触冷感性に優れたナイロンファイバー(Q-max0.33)の働きによってひんやりとした着心地を得られます。吸汗速乾加工が施されているため、ドライな状態が長続きするのも特徴です。
さらに、紫外線をしっかりカットするUPF50+のUVカット機能と消臭テープが備わっているので、アクティブなシーンでも安心して着用できます。
半袖シャツ(ユニセックス)(SS-3L)[707/バートル]

耐久性のある日本製トリコット素材を使用。動作を快適にサポートする高いストレッチ性(伸長率20%)。製品制電JIS T8118適合品。汗のベタつきを抑える吸汗速乾加工。不快な汗のニオイを抑える消臭テープ付き(DEONANO-V)。胸ポケット・ファスナー付き防水ポケット・袖マルチポケット付き。SS・Sサイズにユニセックス対応シルエットを採用。
半袖シャツ(ユニセックス)(SS-3L)[707/バートル]
4.4オンスドライレイヤードポロシャツ[トムス/00339-AYP] SS-LL

人気のレイヤードシリーズに吸汗速乾性のあるドライ素材が登場!
通気性抜群で着心地涼しいドライポロシャツ。汗をかいてもすぐ乾き、サラリと快適な肌触りをキープします。
無地なので合わせやすく、飲食店や介護の現場におすすめです。ボタンは身頃と同色なのでシンプルで目立ちにくいデザインです。
4.4オンスドライレイヤードポロシャツ[トムス/00339-AYP] SS-LL
4.4オンスドライポロシャツ(ポケット付)[トムス/00330-AVP]吸汗速乾/男女兼用

サラッとした手触りで人気のドライ素材のポロシャツに、胸ポケットがついています。お手入れ簡単で型崩れしにくく、使い勝手も抜群のポロシャツです。
4.4オンスドライポロシャツ(ポケット付)[トムス/00330-AVP]吸汗速乾/男女兼用
まとめ
ポロシャツは、カジュアルさときちんと感をバランスよく演出できるアイテムですが、その良さを最大限に活かすためにはサイズ選びが欠かせません。肩幅や着丈、身幅といった基本的なポイントをしっかり押さえておくことで、見た目の印象だけでなく、着心地の良さや動きやすさにも大きく寄与します。ぜひ本記事の内容を参考に、あなたにぴったりのポロシャツを見つけて、快適かつスタイリッシュな着こなしを楽しんでください。
イワキユニフォームでは様々なユニフォーム・会社制服を豊富に取り扱っております。気になる商品やユニフォームに関するご不明点などあれば、ぜひお気軽にお問合せください。
コメント